
「最近、口臭が気になる…」
「歯石がついているけど、ごはんは食べているし大丈夫かな?」
口臭や歯石…それは歯周病のサインかもしれません!
実は犬や猫の歯周病は、口臭や歯が抜けるといったお口の問題だけでなく、全身の健康にも影響する可能性があることがわかってきています。
🦷 歯周病と全身の病気の関係
歯周病は、歯垢(プラーク)の中にいる細菌によって起こる炎症性の病気です。
進行すると歯を支える組織や骨が破壊されるだけでなく、お口の中で細菌による感染と慢性的な炎症が続きます。
犬を対象とした研究では、歯周病と心臓・腎臓・肝臓などの異常との関連が報告されています。
❤️ 心臓
約6万頭の歯周病の犬を対象とした研究では、歯周病が重症になるほど、その後、心内膜炎や心筋症などの心血管系疾患と診断されるリスクが高くなることが報告されています³。
🫘 腎臓
別の研究では、歯周病が重症な犬ほど、慢性腎臓病との関連が強くなることが報告されています²。
さらに、犬の臓器を病理学的に調べた研究では、歯周病の負担が大きい犬ほど、腎臓・肝臓・心臓の弁に強い病理学的変化がみられる傾向も報告されています¹。
もちろん、これらの研究だけで「歯周病が心臓病や腎臓病を直接引き起こす」と断定することはできません。
しかし、お口の健康と全身の健康には関連があることがわかってきています。
🪥 歯周病は予防が大切!
歯周病は進行してしまうと、自然に元の状態へ戻すことはできません。
毎日の歯みがきに加えて、
「歯石がついてきた」
「口臭が強くなった」
「歯ぐきが赤い」
などがあれば、一度お口の状態をチェックしてみましょう。
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「うちの子の歯は大丈夫?」
「歯石があるけど、治療した方がいい?」
など、気になることがありましたらお気軽にご相談ください。
お口の健康から、全身の健康を守っていきましょう🐶🦷
参考文献
- Pavlica Z, et al. Periodontal disease burden and pathological changes in organs of dogs. J Vet Dent. 2008;25(2):97–105.
- Glickman LT, et al. Association between chronic azotemic kidney disease and the severity of periodontal disease in dogs. Prev Vet Med. 2011;99(2–4):193–200.
- Glickman LT, et al. Evaluation of the risk of endocarditis and other cardiovascular events on the basis of the severity of periodontal disease in dogs. J Am Vet Med Assoc. 2009;234(4):486–494.











